失敗事例に学ぶ
PM実践ワークショップ
プロジェクトを壊すのは、たいてい “見えていたはずの兆候” の見送りです。本ワークショップは、実プロジェクトで頻出する トラブル事例 を題材に、「何が起きたか → 根本原因 → 兆候はいつ出ていたか → PM はいつ・何をすべきだったか → 再発防止」を診断し、「いつ手を打つべきだったか」 を見抜く目を鍛えます。
PMBOK 8th
約 15 PDU
診断フレーム
根本原因分析
兆候のタイムライン
早期対応
再発防止
複合ケース
6 原則
7 ドメイン
ワークショップ概要
実プロジェクトで頻出するトラブル事例を、個人診断 → グループ討議 → 講師解説の流れで深掘り。各事例を PMBOK® 第8版の 7 ドメイン・6 原則にマッピングし、「壊す要因」と「早期に効く打ち手」を体系化します。
実務 PM・PL/
PMO・品質保証
トラブルを経験した/これから直面しうる PM・プロジェクトリーダー、メンバーから PM へ移行する層、PMO、品質保証・監査に関わる方に最適です。
2 日間 /
約 15 PDU
標準は 2 日間(9:30–18:30)。1 日版(演習を圧縮)や、特定領域に絞った半日深掘り版にも対応します。
演習中心
(講義は最小限)
各演習を 個人ワーク → グループワーク → 発表 → 講師解説 で進行。討議・発表を重視するアウトプット型です。
こんなお悩みはありませんか?
下記のような課題感をお持ちの方・組織に最適です。
受講要項
受講前にご確認ください。
- 対象者
- PM・プロジェクトリーダー(トラブルを経験した/これから直面しうる層)、メンバーから PM へ移行する層、PMO、品質保証・監査に関わる方。
- 受講前提
- 当社「PM 基礎研修(1 日版/2 日版)」受講相当、または同等の実務経験。基礎用語は既知を前提とする上級ワークショップです。
- 定員・編成
- 20 名程度を標準(5 名 × 4 グループのグループワーク形式)。
- 形式
- 演習中心(講義は最小限)。各演習を 個人ワーク → グループワーク → 発表 → 講師解説 で進行します。
- 使用教材
- トラブル事例ハンドアウト(紙配布)・診断ワークシート・講師解説スライド。
- 期間
- 2 日間(標準・約 15 PDU 相当)。1 日版・特定領域の半日版にも対応。
統合型シミュレーションとの違い
同じ実践型でも、ねらいが異なります。1 つのプロジェクトを“運営”するのが COURSE 02、複数のトラブルを“診断・予防”するのが本コースです。
基礎で「型」を、シミュレーションで「決める力」を、本コースで「診る力・予防する力」を ── 組み合わせると育成効果が高まります。
共通の診断フレーム(6 つの観点)
毎回の演習で、同じ 6 つの観点からトラブルを診断します。「記入する」のではなく「この観点で検討する」ことで、診断力そのものを鍛えます。背骨は ③兆候のタイムライン ──「いつ手を打つべきだったか」です。
症状
QCD(品質・コスト・納期)への影響として、何が起きているかを押さえる。
根本原因
なぜなぜ分析で掘り下げ、どのパフォーマンスドメインの問題かを特定する。
兆候のタイムライン
立上げ〜終結のどこで兆候が出ていたかを見極める(本フレームの背骨)。
取るべきだった早期対応
「いつ・何を」すべきだったかを、具体的な打ち手として挙げる。
原則・ドメインの観点
6 原則・7 ドメインの“物差し”に照らして、教訓を体系に結びつける。
再発防止
標準・チェックポイント・見える化など、仕組みとして再発を防ぐ設計をする。
演習ラインナップ(複合ケース)
実際のトラブルは単一でなく複数の要因が絡みます。本コースの演習は複合ケースで構成し、根本原因の切り分けと打ち手の優先順位づけを鍛えます。各日 ★★ → ★★ → ★★★ と段階的に難度が上がります。
詳細スケジュール(標準・9:30–18:30)
各演習は 個人ワーク → グループワーク → 発表・質疑 → 講師解説 の流れ。時間は標準例で、人数・難易度に応じて調整します。
Day 1 ── 複合トラブルを“診る”目を作る
- 09:30–10:30
- オリエンテーション(ねらい・進め方・診断フレーム・第8版 6 原則/7 ドメイン)+ デモ診断
- 10:30–12:05
- W1 要件未確定 × 度重なる要件変更 → スコープ膨張・遅延(★★)
- 13:05–14:40
- W2 アジャイル × リモートでコミュニケーション不全 → 問題発生(★★)
- 14:55–16:40
- W3 クラウドリフト大規模移行の多重トラブル(★★★)
- 16:55–17:55
- Day1 ふりかえり(問題は連鎖する/現場への持ち帰り)
- 17:55–18:30
- 予備・Q&A
Day 2 ── “いつ手を打つ”を鍛え、立て直す
- 09:30–09:45
- Day1 の振り返り・Day2 の進め方
- 09:45–11:20
- W4 キーパーソン離任 × 属人化 → 遅延・品質低下(★★)
- 11:35–13:10
- W5 意思決定停滞 × リスク放置 → 問題が重大化(★★)
- 14:10–15:55
- W6 大規模トラブル:多 SH 対立 × ガバナンス不全 × リスク × 離脱が同時(★★★)
- 16:10–17:10
- 全体総括:複合トラブルの共通パターン・早期対応の原則・再発防止・アクション宣言
- 17:10–18:30
- 【オプション】W7 総合:複合トラブルの立て直し(診断 → 再建計画) または Q&A・クロージング・予備
※ 昼休憩 60 分・適宜小休憩を含みます。時間配分は人数・難易度に応じて調整します。
到達目標
受講後、参加者は以下を「自分でできる」状態(行動レベルの目標)を目指します。
カスタマイズ(個別企業向け)
御社の業種・課題に合わせて、事例・日数・重点領域を調整できます。
よくあるご質問
Q基礎研修を受けていなくても受講できますか?⌄
本コースは 上級ワークショップで、PMBOK の基礎用語は既知を前提とします。当社の PM 基礎研修(COURSE 01) 受講相当、または同等の実務経験がある方を対象としています。基礎が不安な方は、基礎研修との組み合わせをおすすめします。
Q統合型シミュレーション(COURSE 02)との違いは何ですか?⌄
COURSE 02 は 1 つのプロジェクトを通しで率いて「決め切る」意思決定力を鍛えるコースです。本コースは、複数のトラブル事例を題材に「兆候を見抜き、いつ手を打つか」という診断・予防力を鍛えます。両者は補完関係にあり、組み合わせると育成効果が高まります。
Q事例は自社のトラブルに合わせられますか?⌄
はい。受講企業の業種・実トラブル(匿名化)に寄せたカスタム事例への差し替えが可能です。標準事例は研修用の架空設定ですが、御社の現場に近い題材にすることで、より実践的な学びになります(NDA 締結に対応)。
Q1 日版や半日版でも実施できますか?⌄
はい。1 日版(演習を圧縮)や、特定領域(要件定義・スコープ等)に絞った半日深掘り版にも対応します。受講時間に応じて演習数・PDU が変動します。お気軽にご相談ください。
QPDU は申請できますか?⌄
標準 2 日間で合計 約 15 PDU(相当)の内容で構成されています。PMP® 等の保有者は、実際の受講内容・時間に基づき申請(Claim)いただけます。申請手続きは受講者ご自身で行っていただきます。1 日版・半日版では受講時間に応じて変動します。
Qなぜ事例を紙で配るのですか?⌄
事例を 紙で配布するのは、受講者自身に読み解いて診断してもらうためです。手元のデータを AI に流し込んで“答え”を引き出すのではなく、不完全な情報のなかで自分の頭で考える体験を成立させる、運営上のねらいによるものです。
